今という時代に 私たちが心をこめて真実を語ることができますように
言海書店は一人ひとりの魂の力が最大となるよう 活気づける本やコンテンツをお届けしてゆきます
著者紹介
言海 調(ことうみ しらべ)
未来像作家。1960(昭和35)年神奈川県生まれ。早稲田大学卒。著書に『サラべポポと魔法のコイン』(さんが出版 2002年刊)他がある。
幼少期からおとなになるまで周囲の人々や社会とのあいだに隔たりを感じながらそれがまた漠然とした謎ともなってきた。そんな「この世界における居心地の悪さ」から自らを救いだす方法を求めるうちに自然と真理の探究に向かってゆく。悟りを得たマスターを知ることでなおさらに現実社会に身を置く自分に現実感をもちにくくなった。あらゆる「社会的成功」につながる道や誘いをつぎつぎと断っていったのもそういったことが背景にあったとおもわれる。自分に合った職業と感じられたライター・編集記者時代にあっても、取材をつうじて現象面を書くことが中心となり、自己の内面が現実からの疎外感をおぼえ、まるで影絵を見ているような非現実感と不全感を味わった。ちょうどその頃に東日本大震災が起こる。放射能汚染の問題解決に役立つ装置をもって被災地におもむくも、プロジェクトの阻害要因となる人々の物質的精神的ブロックに遭遇。人の意識が変わることなしには高い波動レベルのテクロジーの真価は発揮できないということを痛感する。
被災地から帰ってまもなくサイキックアタックなどの霊現象と霊修行を体験したことがきっかけとなり、『しじまの彼方から』の執筆を開始。転機となる。その過程でダスカロス、シュタイナーを学び直す。真の霊性・精神性とはどういうものかということへの理解とともに、経験をつうじて進化を妨げる霊的存在にたいする認識が深まってゆく。また、つねに天使とともに働くアイルランド女性ローナ・バーンと出会ったことは、若き日の、ハイデッガー、OSHO、クリシュナムルティ、五井昌久先生ら精神的な師や言霊学の大家である山口志道との邂逅につづき人生に大きな影響をもたらすこととなった。しだいに自己の使命が自覚されてくるが、それはウラを表に、めくれ上がらせること。言霊学的に解明すると「ウラ」とは「心」であり、隠れたるものの究極は「神の心」となる。「神意」をうかがい物事を決める古代の太占(ふとまに)が占いの起源であることに鑑み、人間死ねばお終い、肉体だけ、物質だけという集合的な想念形体の呪縛から自由となり、高次元の天使的存在とわたしたちがつながり、そしてこちらの世界にいるわたしたち同士がつながって、原石のように光る-霊駆(ひか)る-ウラが表になる世界をいまひとたび! われわれ人間のすべてが永遠の魂的存在であることに目覚める日が来ることを願って日夜執筆活動をおこなう。